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【巨人】鍬原拓也、一人で壁当てしていた少年時代「キャッチボールしたいでしょ」と誘ってくれた母に感謝 - スポーツ報知

 鍬原がプロの世界に入り3年。今年は先発に再転向し、開幕ローテ当確の位置まで上り詰めた。いつだって母の存在があったからここまでこれた。

 母、妹との3人暮らし。決して裕福とは言えない生活だった。小学2年生の時、テレビで見た巨人・阿部(現2軍監督)の姿に魅了された。野球をやりたいという願いを受け入れ、背中を押してもらった。母からのプレゼントはいつまでたっても忘れられない。

 「野球道具はたくさん買ってもらいましたね。グラブとか。高いのにね」

 母が仕事で不在の夕方はいつも一人でボールを握り、家の前で壁当てをしていた。その時の日課が野球スキルを培った。ある日の母からの誘いが何よりもうれしかった。

 「一番の思い出はキャッチボールをしてくれたこと。一人で壁当てをしていたら『キャッチボールしたいでしょ』って言ってくれて」

 鍬原から見た母は「絶対弱みを見せない」という。だが、中学3年生の時だった。肘を悪くし「野球をやめたい」と告げた。その時、母の涙を初めて見た。「泣いてる姿は見たくない。自分には野球しかない」。家族のためにもプロの夢を決して諦めなかった。

 「人に迷惑をかけなければ自分の好きなことはやっていいと。それはずっと言われていました」

 大好きな野球を極め、大舞台にたどり着いた。関西と関東でなかなか会える距離ではないが、今はこまめな連絡が親子の絆を結んでいる。

 「実家に犬がいるので動画をちょくちょく送ってくれますね! 最近だと『コロナ気をつけて』とか。こういう時だから連絡することが多いです。自炊について聞いたり、お母さんが作ってくれた、おいしかった料理のレシピを聞いたりします」

 たくさんの愛を込めて―。感謝のメッセージを送る。

 「ここまで大きく育ててくれてありがとうございます。今の僕があるのは、母のおかげです。体を壊さず元気でいてください!」(玉寄 穂波)

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May 10, 2020 at 04:00AM
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