ウクライナの占領地域から子どもたちをロシア側に移送したとして、プーチン大統領とともに戦争犯罪の疑いでICC=国際刑事裁判所から逮捕状が出されたロシア政府の高官が記者会見し、戦闘地域の子どもたちを保護しているだけだと主張して強く反発しました。
国際刑事裁判所は、ウクライナ侵攻を続けるロシアが占領地域から子どもたちをロシア側に移送したことを巡って、国際法上の戦争犯罪の疑いで先月、プーチン大統領と子どもの権利などを担当するリボワベロワ大統領全権代表の2人に、逮捕状を出しました。
リボワベロワ氏は4日、モスクワで記者会見し、ロシアは国際刑事裁判所の管轄権を認めていないと強調した上で、戦闘地域の子どもたちを保護しているだけで本人や親の意思に反して違法に連れ去っていることはないと主張しました。
そして「事実を示されれば対処する。すべてが茶番にしか見えない。具体性がなく理解不能だ」と強く反発しました。
さらに「子どもが親から引き離されているという情報があるなら、最低でもそうした子どものリストが必要だ」と強気の姿勢を示しました。
一方、国際刑事裁判所に参加している120以上の国や地域に入れば拘束される可能性があることから、外国への渡航をおそれているかと質問されると、リボワベロワ氏は「私にはここでやるべき仕事が山ほどある」と述べ、具体的な言及を避けました。
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