チベット仏教の最高指導者ダライ・ラマ14世(87)の事務所は10日、ダライ・ラマが面会した少年に口づけし、さらに自分の舌を吸うよう促したとして、謝罪声明を発表した。
英BBCなどによると、ダライ・ラマは2月28日、インド北部で行われた行事で、面会に訪れた少年に唇を突き出し、「私の舌を吸って」などと言った。その後、インターネット上でこの動画が拡散し、批判が巻き起こっていた。
事務所が発表した声明では、「(ダライ・ラマは)少年とその家族、世界中の友人たちに、自分の言葉が与えたかもしれない傷について謝罪を望んでいる」と記載。「公衆の面前やカメラの前でさえも、無邪気な遊び心で面会に来た人をからかうことがよくある」と釈明したうえで、「彼は今回の事件を後悔している」と記した。
ダライ・ラマは1940年に…
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