2023年03月29日21時49分
【ソウル時事】韓国大統領府の金聖翰国家安保室長が29日、辞任した。声明で「きょう付で室長職を退く」と表明した。同室長は、尹錫悦大統領の下で外交や安全保障政策を取りまとめる要職。金氏は16日の日韓首脳会談にも同席した。
尹氏は辞意を受け入れ、後任に趙太庸・駐米大使を充てる。尹氏は4月下旬に国賓訪米し、5月には広島で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に参加予定。準備が佳境を迎える重要な時期での室長交代となる。趙氏は外交官出身。朴槿恵政権で、国家安保室第1次長や外務第1次官を務めた。国会議員を経て、大使に就いた。
韓国紙「東亜日報」は先に、国賓訪米の調整などで問題が生じ、大統領府が室長の交代を検討していると報じていた。金氏は声明で「私を巡る議論がこれ以上、外交や国政運営の負担にならないことを願う」と語った。
from 世界 - 最新 - Google ニュース https://ift.tt/mBuo7kg
via IFTTT
Bagikan Berita Ini
0 Response to "韓国国家安保室長が辞任 外交政策の要、尹氏の訪米前に - 時事通信ニュース"
Post a Comment