新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、医療現場は患者への対応に追われている。県看護協会の今野静会長(61)にウイルスとの闘いの最前線で奮闘する看護師の現状や課題、求められる支援策などについて聞いた。
―県内の看護師が置かれている状況は。
「日を追うごとに感染者が増えている中、看護師自身も新型コロナウイルスという目に見えないものに対して、自分も感染するのではないか、感染源になってしまうのではないかといった不安を抱えながら働いている。そのような状況にあっても使命感を持ち、患者のケアに力を尽くしていることに感謝している」
―看護師の感染防止や不安払拭(ふっしょく)のための対応を聞きたい。
「感染管理の認定看護師らが中心となって、適切な消毒や防護服の取り扱い、院内の汚染区域と清潔区域の区分けなどを行い、防御を図っている。看護師への精神的なケアについては、できるだけ不安なく業務に当たることができるよう看護管理者が精神的なフォローや業務調整をしている」
―現場で求められていることは何か。
「マスクやガウンなどの防護具が不足しつつあるとの声が聞こえている。国や県には、安全に看護に従事できるように対応を急いでほしい。看護師や保健師の人手不足も顕在化している。看護師の資格を持ちながらも、現在は職を離れている人たちの復帰策も充実させていくことが必要だ」
―看護師へのメッセージを。
「不安を一人で抱え込まず、管理者に相談しながら業務に当たってほしい。また感染者への対応をしている看護職に対する誹謗(ひぼう)中傷も見受けられ、心を痛めている。日本看護協会と連携しながら、皆さんをしっかりと支援していきたい」
―最後に県民に伝えたいことは。
「『3密』を避ける、手洗い、うがい、マスクの着用、不要不急の外出を避けるなど、基本的な感染予防策を取ってほしい。医療崩壊を避けるためにも、一人一人が感染しない、感染させないという意識をしっかり持ってもらえるようお願いしたい」
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April 19, 2020 at 07:06AM
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福島県看護協会・今野静会長に聞く 「誹謗中傷に心痛めている」 - 福島民友
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