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ロシア管制機損失「暗黒の日」 指揮機も損傷か ともに重要機能搭載 - 毎日新聞

モスクワ周辺を飛行するロシア軍のA50空中警戒管制機=2019年4月、タス共同
モスクワ周辺を飛行するロシア軍のA50空中警戒管制機=2019年4月、タス共同

 ウクライナ軍は15日、アゾフ海上空でロシア軍のA50空中警戒管制機を撃墜したと発表した。ロシア軍の空中指揮機イリューシン22Mにも大きな損傷を与え、ロシア南部の空港に緊急着陸したもようだと明らかにした。両機は重要機能を持ち、ロシアの軍事情報チャンネル「ルイバリ」はA50の損失が事実であれば「ロシア空軍にとって暗黒の日となる」と伝えた。

 A50は自軍の航空機や地対空ミサイルシステムにウクライナ軍機の情報を提供する管制機で、ウクライナ軍はロシア軍が保有6機のうち、3機のみを運用していたと分析する。乗員は高度な訓練を受け、その損失も大きいとみられる。

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