【ウクライナ】ロシアが併合４州で選挙準備－中部にはミサイル攻撃 - ブルームバーグ

ロシアが昨年一方的に 併合したウクライナの４州で、ロシア主導の選挙実施に向け準備が行われている。10日に終了するロシア地方選の一環としてされている。

　　欧州連合（ＥＵ）は６月、ロシアがドネツク、ルガンスク、ザポリージャ、ヘルソン４州で選挙を計画していることを非難。こうした動きは「国連憲章に著しく違反し、ウクライナの独立と主権、領土一体性を極めて損ねる」と指摘していた。

　　ロイター通信は、ドネツク州のマリウポリに投票所が８月31日に設置され、若干の住民が投票を行ったと報じた。

　　ポーランド国境に近いベラルーシでは、ロシア主導の部隊が軍事演習を行っている。数週間前にはロシアのプーチン大統領がポーランド政府に対し、ベラルーシの首都ミンスクに向かう「侵略」はロシアへの攻撃と見なすと警告していた。

　　ウクライナ空軍によると、ロシア軍が中部ビンニツァ州を狙い巡航ミサイル「カリブル」２発で攻撃したが、そのうちの１発を撃墜。ウクライナ軍は東部バフムトの南、メリトポリ方面に前進を続けていると参謀本部は説明している。

原題： Ukraine Recap: Russia Prepares for Elections in Occupied Regions　（抜粋）

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