中国の秦剛外相は21日、上海で演説し「台湾海峡の安定を破壊しているのは、『台湾独立』勢力と『台湾独立』の利用をたくらむ少数の国だ」などとして、G7=主要7か国の外相会合が中国の力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対したことなどを念頭に非難しました。
中国の秦剛外相は21日、上海で開かれた国際フォーラムで演説しました。
この中で秦外相は「台湾は昔から、中国の領土の不可分な一部で、両岸はともに1つの中国に属する」と主張しました。
そのうえで、「いま、国際ルールを破壊し、一方的に現状変更を行い台湾海峡の安定を破壊しているのは、中国ではなく、『台湾独立』勢力と『台湾独立』の利用をたくらむ少数の国だ」と非難しました。
台湾情勢をめぐっては、G7=主要7か国の外相会合が今月18日、共同声明で中国の力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対したうえで、台湾海峡の平和と安定の重要性を改めて強調するとしたほか、韓国のユン・ソンニョル大統領も19日、ロイター通信とのインタビューで「力による現状変更には反対だ」と述べています。
秦外相は演説で「台湾問題で火遊びをするものは必ずやけどをする」とも述べ、中国としては台湾への関与を強める各国の動きを念頭にけん制した形です。
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