
ウクライナ軍がロシアによるドローン(無人機)攻撃への対応に力を入れている。首都キーウ(キエフ)のクリチコ市長は14日、「防空システムが作動し、10機のイラン製ドローンを撃墜した」と通信アプリに投稿した。ロシア軍は南部オデッサ州でもドローンでインフラ施設を攻撃していた。
クリチコ氏はキーウ市中心部での爆発があり、救急隊が向かっていると明らかにした。ウクライナメディアによると、撃墜したドローンの破片で2棟の行政庁舎が一部損傷を受けたという。
ロシア軍はオデッサ州で9日夜にドローンでエネルギー施設などを攻撃し、150万人以上に影響する大規模な停電が発生した。英国防省はロシアがイラン製ドローンの追加供給を受けている可能性があると指摘する。
ウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所について、ロシアのペスコフ大統領報道官は13日、同原発内に重火器はないと主張し、国際原子力機関(IAEA)との連絡を継続すると述べた。
ウクライナの原子力企業エネルゴアトムはロシア軍が複数のロケット砲を使用済み燃料の隣に持ち込んだと通信アプリに投稿していた。
ウクライナのシュミハリ首相は13日、ザポロジエを含む全原発にIAEAが近いうちに専門家を常駐させることで合意したと明らかにした。ザポロジエ原発をめぐっては、ロシア、ウクライナともに相手側が攻撃していると非難していた。
米シンクタンク、戦争研究所は13日、ベラルーシ軍が部隊の移動など戦闘態勢をチェックする緊急の軍事演習を国内で始めた動きについて、「同軍がウクライナを攻撃する可能性は低い」と分析した。ウクライナ軍はベラルーシの動向に懸念を示している。
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