温室効果ガスの排出が多い石炭に回帰する動きもあるなか、脱炭素へ向けた機運を維持していけるかも大きな焦点です。
このうちヨーロッパではロシアからの天然ガスの供給が大幅に減少した影響で、エネルギー価格が高騰し、エネルギーの安定供給への不安も強まりました。
イギリスやドイツ、フランスなどでは、閉鎖を予定していた石炭火力発電所の稼働を延長させたり、閉鎖した発電所を再稼働させたりして石炭の利用を拡大しています。
また、ロシア産の天然ガスの代わりにアメリカや中東などのLNG=液化天然ガスの輸入を大幅に増やす動きも強まっています。
ヨーロッパの国々は、こうした措置はあくまで、エネルギー危機を回避するための一時的なものだとしていますが、専門家からはヨーロッパがLNGの輸入を増やすことでアジアなどで石炭の消費が増えているという指摘も出ています。
IEA=国際エネルギー機関は7月に発表した報告書で、ことしの世界の石炭の消費量が2013年に並ぶ過去最高の水準に達し、来年にはさらに増えるという見通しを示しています。
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