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中国鄭州市、厳格なコロナ制限措置を30日に解除-iPhone工場所在地 - ブルームバーグ

中国河南省の省都、鄭州市は、新型コロナウイルス感染拡大抑制のため主な都市部で5日間にわたり講じてきた「移動に関する管理措置」を30日に解除し、通常の防疫措置に戻す。市政府がソーシャルメディアの微信(ウィーチャット)で明らかにした。同市には米アップルのスマートフォン「iPhone」の世界最大の生産拠点がある。

  市の 発表によると、スーパーマーケットや食料雑貨店のほか、映画館や図書館、スタジアム、飲食店なども秩序だって再開する。

  PCR検査も通常に戻す。公共交通機関の利用や公共の場への入場の際は、その前48時間以内に受けたPCR検査での陰性結果の提示を求められる。感染リスクの高いエリアに指定されていない地区の住民は外出しない限り検査を省略できる。

Zhengzhou

フォックスコン工場での抗議行動(11月23日提供の写真、鄭州市)

Source: AP Photo

  この発表に先立ち中国当局は、感染を徹底的に抑えこむゼロコロナ政策への抗議行動が週末に各地で広がった事態を踏まえ、行き過ぎたコロナ規制を回避すべきだと 表明した。

  鄭州市はエリア全体の制限を解除してから間もなく、一部の集合住宅とビルのロックダウンを発表した。全面的な措置ではなく、より的を絞ったコロナ対策を選択する姿勢をうかがわせた。

  同市にあるiPhone工場は、感染拡大防止のための厳しい規制措置や待遇に不満を募らせた従業員の激しい抗議行動などが発生し、騒動の中心にある。同工場の混乱で「iPhoneプロ」の生産か今年600万台不足する可能性が高いとブルームバーグ・ニュースは 報じている

  中国政府は約2週間前、共産党中央政治局常務委員会の会合を踏まえ、新型コロナを徹底的に抑え込む「ゼロコロナ」政策を維持する必要性をあらためて強調する一方で、経済への打撃を回避するためより的を絞ったコロナ対策を講じるよう指示。鄭州市はこのところ数回にわたり、コロナ規制を調整していた。

「ゼロコロナ」堅持の中国、政策の微調整示唆か-的絞ると強調 

  ゴールドマン・サックス・グループは28日、中国が来年4月より前に厳格なコロナ対策を取りやめる確率は30%だと分析。国民の間にゼロコロナ政策に対する反発が広がったことを受け、大方の見方より早めの解除見通しを示した。

Covid Unrest in Beijing

北京市(11月29日)

Source: Bloomberg

 

原題: China Adjusts Covid Restrictions in City With Key iPhone Plant Chinese City Hosting Key IPhone Plant Lifts Covid Lockdown (1)、China’s Iphone City to Relax Covid Control Starting from Nov. 30、 China Adjusts Covid Restrictions in City With Key iPhone Plant(抜粋)

(7段落目以降を追加して更新します)

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