
【ジャカルタ=川上大介、北京=大木聖馬】中国軍機が4~5月に南シナ海や東シナ海の国際空域で、オーストラリアやカナダ軍の哨戒機に妨害行為を繰り返していたことがわかった。豪加両政府は外交ルートを通じて中国側に懸念を伝えた。
豪政府の5日の発表などによると、P8哨戒機が5月26日に南シナ海で通常の監視活動を実施中、中国軍の戦闘機「殲(J)16」が異常接近し、レーダー妨害のためのアルミ片や相手機のミサイルを誘導する火炎弾を放出した。哨戒機のエンジンはアルミ片を一部吸い込んだ。アンソニー・アルバニージー首相は、「乗員の安全を脅かす危険な行為だ」と批判した。
カナダ政府の1日の発表では、CP140哨戒機が4月26日から5月26日、北朝鮮による国連安全保障理事会決議の違反行為を監視していたところ、複数回にわたって中国軍機に異常接近され、急な針路変更などを余儀なくされた。中国共産党機関紙傘下の「環球時報」(英語版)は、東シナ海で起きたと伝えた。
中国外務省の
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