政府は26日、自衛隊機でウクライナ避難民への人道支援物資を輸送する計画の修正案を自民党に示した。自衛隊機受け入れを拒否したインドで物資を積み込むのを断念する。アラブ首長国連邦(UAE)からの輸送は実施する。自民党は同日の総務会で了承した。
政府は28日の閣議で方針を決定する。4月下旬からだった開始予定は5月上旬からに延ばす。6月末まで週1便程度飛ばす。
自衛隊のC2輸送機がUAEを経由して毛布などの人道支援物資を積み込み、ウクライナ避難民を多く受け入れる隣国のポーランドとルーマニアに届ける。
人道支援物資の輸送は国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の要請による。国連平和維持活動(PKO)協力法の「人道的な国際救援活動」に位置付ける。
政府は当初インドでも支援物資を搭載する計画だった。21日に自民党から計画の承認を取り付けて22日にも閣議決定する日程を描いた。インド政府とも事務レベルで合意していたが、20日に突然拒否されたという。
インドはロシアと伝統的に友好関係にある。今回のウクライナ侵攻への対応を巡っても米欧などが主導するロシアへの制裁に加わらない姿勢をとる。
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