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夏休みをきっかけに、小学生のお子さまがお留守番をできるようになったり、塾に一人で行き始めたご家庭も多いことでしょう。しかし、一人行動に自信を持ち始めたころが危険! お子さまに気の緩みが出やすいので、安全対策を確認しておきましょう。
子どもは無事だったけど一歩間違えると…
小学生の保護者にお聞きした、夏休みに実際あった「ヒヤッと体験」です。
・何度電話をしても出ないので、慌てて帰ったら寝ていた。
・塾へ行く途中に自転車でこけて血だらけに。そのまま行ったようで先生から電話がきた。
・鍵をなくして家に入れなくなり、町内の学校の先生の家まで行き、送り届けられた。
・子どもの携帯に連絡しても電池が切れていて出なくて、いるはずの児童館にもいなくて、あたりを探して大変だった。結局児童館の近くの公園で友だちと遊んでいた。
・エアコンのリモコンの使用方法が分からず、暑い中窓を開けて汗だくになっていた。
・友だちが遊びに来たときに、鍵をドアにぶら下げたまま外出してしまったことがあった。何ごともなかったので安心したが、ちょうど自治会から「空き巣」の注意勧告が出ていた時期だったので焦った。
小学生のうちは、想定外のことが起きると目の前のことで意識がいっぱいになり、自分の身を守ることまで気が回りません。子どもに意識してもらうには、どうしたらよいのでしょうか。
子どもが自分の身を守るための安全対策3つ!
小学生の保護者が実際にやってみた方法です。
対策その1. 不審者の侵入を防ぐ
・施錠の方法、訪問販売等の断り方。(ドアを開けない)
・電話に出ない。インターホンが鳴っても出ない。
・家に着いたら、誰もいなくても大きな声で「ただいま」と言う。

知らない大人に対して、はきはきと受け答えができたとしても、強引に入って来られたら太刀打ちができません。訪問者が来ても鍵を開けないだけではなく、家に一人でいることを知られないことが大切だということまでをセットで伝えましょう。
対策その2. 携帯電話を持たせる
・帰り道を一人で歩くときは必ず手に携帯電話を持ち、ワンプッシュで親に発信できるようにしておくこと。
・電話のかけ方。子どもの居場所が分かるGPS付きのスマホを持たせた。
・電話を常に携帯し、少しでも不安なことがあればいつでも連絡させる。
・学童を出たとき、バスに乗るとき、その都度電話させる。
・家に着いたらメールさせる。
子ども自身に何かトラブルが起こったとき、すぐに連絡がついて安心ですね。また、子どもがどこにいて何をしているのかも把握できます。しかし、子どもが携帯を家に忘れたり、電源を切っていることもあるので、所持の仕方、使い方のルールを確認しておきましょう。
対策その3. 自転車に乗るルールを再確認する
・ヘルメットを必ず着用する。
・曲がり角はスピードを落とす。
・信号の無い横断歩道、交差点は必ず一時停止をする。
事故に合わないだけでなく、事故を起こす側にもならないためにも、交通ルールは繰り返し伝えたいですね。
こういった安全対策は親子で話し合って決めるとよいでしょう。一方的に押し付けるようなやり方は逆効果です。お子さまが自分の身を自分で守ることができるように、一緒に安全対策に取り組んでみてください。
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August 19, 2020 at 08:15AM
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