
都知事選でも事件が
東京都知事選に向けて、選挙関連のニュースが増えている。 すべてのメディア、多くの有権者にとって最大の関心事は言うまでもなく誰が当選するかである。ところがまったく別の視点から選挙を楽しみにしている人が少数ながら存在する。 「選挙マニア」――選挙そのものをウォッチし、研究するのが大好物という人たちである。 これまでの研究成果を活かして、「死んだ男が立候補した都知事選」「選挙前になると人口が増える村」「選挙権が剥奪されていた島」などの珍奇なエピソードをまとめた『ヤバい選挙』(新潮新書)を著した宮澤暁さん(35)も選挙マニアの一人である。 化学関連企業に勤める傍ら、選挙マニアとして活動する宮澤さんにその日常を聞いてみた。いったい、どんな事柄を追いかけているのだろうか。 「大きな政党に属さない候補者、好事家のあいだではインディーズ候補といわれる人たちを探したり、調べたりしています。一般的には泡沫候補ともいいますが、自分としてはきっちり決めていて、まじめな意図を持って無所属や自分一人で作った政党に所属して立候補している人なのでインディーズ候補と呼ぶことにしています。 ちょっと下世話なんですけれども、面白い人が多い。私が最初に虜になったのは1999年の東京都知事選に出た羽柴誠三秀吉候補でした。まず名前に豊臣秀吉の昔の名である羽柴秀吉が入っている。そして『豊臣秀吉の生まれ変わり』と称していました。政見放送では、青森弁で『青森から早馬に乗って』という戦国武将のような発言をしてもいました。 本当に面白い候補にはなかなか出会えないのですが、この人はという候補を見つけると現地に行き、演説なども聞いています」 宮澤さんが関わっている選挙マニアのサークル名は「にしんを食べると怒らない」。この不思議なサークル名も、インディーズ候補の公約から来ている。
「以前、東京都知事選に出たおばあさんで、公約に『にしんを食べると怒らない』と掲げていた人がいたのです。 私のように調べた成果を発表している選挙マニアというと、知っている範囲では20人くらいでしょうか。候補者の演説会などで自然と知り合いになったり、ネットで知り合ったりします。また、私のように東京ビッグサイトで行われるコミックマーケット(今年は新型コロナ感染防止のため中止)に出展している人もいます。アニメやゲームなど巨大なファン集団のはざまに埋もれるようにして、『政治評論』というカテゴリーがあるのです。 ただ選挙マニアでも守備範囲は少しずつ違っていて、政局マニアもいれば、自民党の派閥マニア、票を予想するマニア、政見放送のマニアもいます。すごいなと思っているのは選挙ポスターマニアの知人で、全国規模の選挙が始まれば仕事を数日休んで各地に飛び、ポスターや候補者本人を撮影してはツイッターで『速報』しています。 私はインディーズ候補の選挙公報マニアから始めました。そして、変わった選挙事件・選挙史にも手を広げましたが、この変わった選挙事件・選挙史マニアは私くらいではないでしょうか」
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June 19, 2020 at 04:04AM
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