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どうすれば安全安心:一人で悩み抱える、男性がん患者 情報共有し周囲の理解を - 毎日新聞

電子ガイドブック「NO HOW TO」の画面

 抗がん剤の副作用で脱毛したり、爪がぼろぼろになってパソコンを打てなかったり――。がん治療は時に、患者の外見に望まぬ変化を引き起こす。気持ちが落ち込み、周囲の人との間に溝を生むこともある。見た目に悩むのは男女を問わないが、特に男性は一人で苦痛を抱え込みがちだ。そんな男性たちが自分らしく生活できるような外見ケアのヒントを、国立がん研究センター中央病院(東京)が電子ガイドブックにまとめて公開した。

 タイトルは「NO HOW TO(ノーハウツー)」。「あなたの選択に決まり切ったハウツーはない」という意味を込めた。女性向けの情報は多いが、男性向けガイドは初めてという。中央病院アピアランス支援センターの野澤桂子センター長と公認心理師の藤間勝子さんらが執筆した。

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June 11, 2020 at 10:33AM
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