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一人で生きるために気を付ける6つのこと - ニフティニュース

結婚に焦る一方、結婚に対して努力する力のない人が増えています。

別に「やる気がない!」と怒っているのではありません。「結婚したい」と言いつつも、どこかブレーキを踏みながらアクセルも全開で踏んでいるような矛盾を感じるのです。

その背景に、私は「結婚しなきゃいけない気がするけれど、私には結婚が無理ゲーにしか思えない」という、絶望を含んだ焦りが垣間見えます。

■結婚を無理ゲーだと思っている人が増えてきている

30代の女性が結婚相談にいらっしゃるときは、「確かに動かないといけない。どう動けばいいですか」という切実な内容が多いものです。

一方、25〜29歳くらいの女性は同じ結婚相談でも、ちょっと毛色が異なります。「結婚しなきゃいけない。でも努力するほど結婚したくない」という、一見矛盾した本音があるのです。

今の20代女性は、30・40代よりもオクテぎみ。恋愛結婚に必要な「出会い→恋愛→結婚」のステップが、途方もなく遠い道のりに見えるのではないでしょうか。

ちょっと無理そうだけど、結婚への周りからのプレッシャーは感じる。だから、ある日寝て起きたらいい感じの伴侶が決まっていないかな〜、なんて妄想を実現してくれたのが、数年前のドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』でした。

■結婚しないという選択肢を取る人が増えた理由

日本では「周りから結婚を期待されているけど、無理そうだ」と思っている人だけでなく、主体的にシングルを選んでいる人も増えてきました。

それも、アンチ結婚制度! というよりは、自然体のシングルが増えているように思われます。その背景には、こんな事情がありそうです。

◇(1)経済的に結婚は無理そうだと判断している

年収200万円、非正規雇用。安定を求めても、周りの男性だって似たり寄ったりの雇用条件。だとしたら、結婚って無理そうじゃない? と、悩んだ女性が諦めるのは当然のことでしょう。

電気代などの公共料金の負担を減らすため、結婚よりシェアハウスでの同居を選ぶケースも増えました。

◇(2)結婚に必要な努力が途方もない

職場に出会いがない場合、婚活なしでは結婚が難しくなります。マッチングアプリで複数人とやりとりし、いい感じの人とデートして、自己紹介を繰り返す……。そんな作業をしてまで結婚したいか? と、我に返る人が増えているのではないでしょうか。

◇(3)自尊心が低く、結婚できると思えない

「どうせ私なんか、結婚できないんだ」と思っている女性は少なくありません。家庭の事情、外見への自信のなさ、地方住まいでの男性不足……。

事情はいろいろありますが、心のどこかで「完璧な家庭に生まれていなければ、結婚できない」と思い込んでいるパターンです。実際には世の中の家庭のほとんどが、何らかの課題を抱えているものですが。

◇(4)既婚者ばかり好きになる

デートでエスコートしてくれて、困ったときには助けてくれる。ご飯はおごりで、こじゃれたイタリアン……なんてスマートにできる人は、大概が既婚者です。デートの完成度を求めるなら、お相手候補に経験豊富な既婚者が増えるのもあり得ること。

不倫を繰り返した果てに「妥協して未婚の相手を探すくらいなら、無理に結婚しない方がいいのかも」と考える女性がいます。

とはいえこのタイプは、いつか「完成品の男じゃなくてもよくない?」と気付くもの。ダイヤの原石となる男性を育てる覚悟さえ決まればあっさり結婚します。

◇(5)結婚する理由がない

最後に、結婚するメリットを全く感じない人がいます。LGBTQの人たちは、結婚の強制力がなければわざわざ異性と結婚するメリットがありません。また、「家」を感じさせる法律婚よりも、2人の関係にフォーカスした事実婚を選びたい人もいます。

さらに実家が裕福で結婚するといっそ資産が減るリスクの方が大きい人も。結婚にはデメリットしかないと考える層も、一定数いるのです。

■結婚しないという選択肢を取る際に気を付けたいこと

では、日本でシングルとして幸せに過ごす上で気を付けたいことは何があるでしょうか。終活関連業で会社を立ち上げた経験から、知りうる範囲でご案内します。

◇(1)怪しい投資話に引っかからない

のっけから怖い話ですが、年を取ると怪しい投資話がどっと増えます。怪しい話に引っかからないよう、金融知識は今のうちに身に付けましょう。

特に、会社員で安定した給与を得ている人ほど、老後に年金だけで暮らす不安から変な投資話に乗ってしまいがち。せっかくの資産を失わないよう、今から勉強していきましょう。

◇(3)子どもが欲しいかは「結婚」と別枠で考える

子どもが欲しいかどうかは、結婚とは別問題。シングルでも子育てはできますから、まずは出産適齢期に産みたいかどうかを考えておきましょう。不妊治療の平均開始年齢は30代前半です。「今はまだ……」と思わず、検査だけでもお試しを。

◇(4)老後の資金を積み立てる

年金って、笑えるくらいもらえません。今納めている分は単なる税金だと割り切って、老後の資金は別に貯めていきましょう。貯蓄だけでは不十分かもしれないので、健全な投資も含めてFPに相談してみてください。

◇(5)恋愛は楽しんでいい、と知っておく

結婚しない=恋愛しない、という訳ではありません。むしろ結婚という条件から解放された、気ままな恋愛をしてもいいのです。年の差が思い切りある恋だって、介護や親の反対を気にしなくていいなら自由にできるもの。恋愛をしたいなら、ぜひ楽しんでいきましょう。

◇(6)一人を楽しむ習慣を作っておく

結婚していても、男性はどうせ女性より早く死にます。女性に生まれたからには、一人を楽しむ習慣を身に付けざるを得ないのです。

老後に趣味がないと、ボケにもつながります。逆にいえば、シニアになっても続けられる趣味があれば最高です。これからゲーマーになってもいいですし、麻雀オタクでもいい。手と頭を使う趣味は、今のうちに手を出しておきましょう。

シングルにせよ、結婚するにせよ計画的に

5人に1人は生涯未婚と予想される私たちの世代、シングルでいることは何も問題ありません。ですが、日本の財政状況を考えると老後の資金は「独身だろうが、結婚していようが」考えねばならなさそうです。

既婚・未婚にかかわらず「○○だから何も考えなくても安心」といえる条件なんて、ほとんどありません。麻布十番の地主にでもならない限りは、自由を謳歌するための蓄財に励もうじゃないですか。なんか、結論が現実的すぎて申し訳ないんですけれどもね。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

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May 22, 2020 at 03:10PM
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