「何があってもきょう走ると決めていた」。県内のランナー内定者で最高齢の村岡さんは軽井沢町の予定コース200メートル余りを一人で走った。
延期が決まった時は残念な表情だったが、この日のスタート前は「観客がいるつもりで走るよ」。親族がトーチを模して作ってくれた練習用の金属棒を手に、聖火を引き継ぐ際にトーチ同士を付ける「トーチキス」のしぐさもして笑顔で駆けだした。週1、2回、2キロほど走って準備してきた。大きく腕を振って着実に歩を進め、数分でゴール。「家族や友達に本物のリレーのユニホームを見せたいね」とガッツポーズを見せた。
松岡さんは友人4人と歩いた。走る予定だったのは北安曇郡白馬村だが、寮生活をしている長野市でコースをたどることにした。マスクを着け、友人との間隔をできるだけ空けて、善光寺本堂前から市役所桜スクエアまでの約2キロを30分ほどで歩いた。
長野冬季五輪の聖火が県内に到着した1998年1月22日に生まれ、長野市出身の母が聖火にちなんで名前を付けた。沿道が人でにぎわう様子を想像しながら歩いた。「来年に向けて、しっかり準備したい」と切り替えていた。
来年7月23日に延期となった東京五輪の日程に合わせた聖火リレーについて、大会組織委員会は、走る予定だったランナーを優先的に起用する方針。村岡さんは、健康に気を付けて来年のリレーに参加するつもり。松岡さんは「みんなで幸せな雰囲気で五輪を迎えたい」と話していた。
(4月3日)
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April 03, 2020 at 07:12AM
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